ニュース 2009/12/16【大手町ネットワーク研究統括センター関連】

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Super Computing 2009(SC09)参加報告
   〜スーパーコンピューター・ネットワークを用いた世界的なイベント〜


11月14日から20日にかけて、米国ポートランドにて世界最大のスーパーコンピューティングに関する会議及び展示会であるSuper Computing 09(SC09)が開催され、大手町ネットワーク研究統括センターからも研究成果の発表・展示を行いました。SC09は今年で通算21回目の開催であり、1万1000人が参加し、大盛況のイベントでした。大手町ネットワーク研究統括センターからはNICT他の共同研究者とともに、以下の実証実験のデモンストレーション・展示・プレゼンテーションを行いました。
なお 、JGN2Plusを用いた東京大学様のプロジェクトでは、Bandwidth ChallengeのImpact Awardに入賞する等、幅広い分野での研究成果が公開されました。

  1. Space Weather Forecast、SMILES
    Space Weather Forecast、SMILESpdf
  2. Fenius/GLIF Multi-Domain Network Provisioning
    Multi-domain Network Provisioning using GLIF/feniusinterface(KDDI研究所、ESNET、NICT大手町)pdf
  3. PerfSONAR 
    On the Framework for Network Measurement as a Service perfSONAR-based Integrated Network Management(九州工業大学、NICT大手町)pdf
  4. タイルウォールディスプレイ
    Interactive TDW System for Exploring Renaissance Paintingspdf
  5. 長距離データ共有システムの高速化 
    High Speed File Copying Using MaSTER-1 and GRAPE-DR(東京大学、NICT大手町)pdf
  6. On-demand transmission of Giga-bit-class Video -A Collaboration of Video Application and IP-optical Networking-
    On-demand transmission of Giga-bit-class Video -A Collaboration of Video Application and IP-optical Networking-(NTT、NICT)pdf

上記のように、大手町ネットワーク研究統括センターからはブースでの様々な実証実験の展示やプレゼンテーション等を行った結果、全世界から集まった多数の研究者やポートランド市民とNICTの研究成果について積極的に意見交換を行うことができました。中でも、今回はネットワーク計測のPerfSONARやタイルウォールディスプレイのSAGEやCOVISE等の研究者や、SC09会場のネットワーク管理を行っているSCINETの技術者等と活発な意見交換が行われていたことが今後の研究開発の活発化に貢献されることが期待されます。

写真1:NICTのタイルウォールディスプレイを用いたリモートデモンストレーション

写真1:NICTのタイルウォールディスプレイを用いたリモートデモンストレーション

写真2:3次元映像を用いたNICTの宇宙天気予報のデモンストレーション

写真2:3次元映像を用いたNICTの宇宙天気予報のデモンストレーション

写真3:NICTブースでの発表風景(1)

写真3:NICTブースでの発表風景(1)

写真4:NICTブースでの発表風景(2)

写真4:NICTブースでの発表風景(2)


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