21世紀最初の皆既日食を実験ネットワークで生中継 〜広島市内の小学校で受信〜 |
JGNなど、実験ブロードバンドネットワークを用いて、アフリカから送られてくる高画質映像(テレビ品質)を送信し、広島市内の小学校などで受信する実験が行われます。これは、特定非営利活動法人中国・四国インターネット協議会(理事長
吉田典可 広島市立大学情報科学部教授)が、ライブ!エクリプス実行委員会の協力を得て、6月21日にアフリカ南部で起こる皆既日食の模様を実験ネットワークを用いて中継するものです。
ライブ!エクリプス実行委員会は高速の衛星回線を使用して、アフリカから東京へ映像を送信します。東京からの映像及び音声は、JGNを用いて広島大学へ、さらに広島、呉、東広島の3都市を光ファイバーで結ぶ広島県情報トライアングル回線や中国・四国インターネット協議会の実験回線などを経て広島市立大学へ届けられます。広島市立大学から広島市内の各会場へは、NTT西日本の協力を得て、広島ITデータセンタ(広島市南区仁保)に設置された映像配信プラットフォーム実験設備で中継された後、届けられます。これらはいずれも光ファイバを用いた高速通信回線です。 ライブ!エクリプス実行委員会は、今回アフリカのザンビア、ジンバブエ、マダガスカルの3カ国に観測隊を派遣。3か所からの映像をリアルタイムで編集して1本の映像としてインターネットへ生中継します。放映時刻は6月21日、日本時間の20時35分から22時35分にかけてとなります。 ※ライブ!エクリプス実行委員会の皆既日食中継計画については、こちらを参照して下さい。 ※広島市内の小学校で受信に関する実験は、「広島地域の学校における高度マルチメディア通信に関する研究」(略称:マメdeがんすプロジェクト)の一部として行われます。本プロジェクトは、広島市立大学、NTT西日本などの協力を得て、中国・四国インターネット協議会が実施中のものです。詳しくはこちらをご参照ください。 [概 要]
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