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ギガビットネットワーク通信回線の利用技術(設定・工事等)に関するF.A.Q (最新更新日 2001年1月30日) | |
〜回答〜 | ![]() |
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Q1: | ATMインターフェースの設定で、[ITU(-T)]と[(ATM)Forum]の選択肢があるのですが、どちらに設定すればいいでしょうか。 |
A1: | [ITU(-T)]に設定してください。なお、接続端末(機器)の仕様上、[(ATM)Forum]しか設定できない場合やその他の理由で[(ATM)Forum]に設定ご希望の場合は、JGNオペレーションセンタへお申し出ください。 |
Q2: | ATMインターフェースの設定で、[UNI]と[NNI]の選択肢があるのですが、どちらに設定すればいいでしょうか。また、UNIのタイプバージョンは何ですか。 |
A2: | [UNI]に設定してください。タイプバージョンは[UNI 3.1]です。 |
Q3: | ATMインターフェースの設定で、[SDH]と[SONET]の選択肢があるのですが、どちらに設定すればいいでしょうか。 |
A3: | [SDH]に設定してください。 |
Q4: | ギガビットセンターから提出された「JGN利用条件」の中の[提供速度]は、ATMセルのヘッダ(5オクテット)を含んだ速度ですか。 |
A4: | ATMセルのヘッダ(5オクテット)を含んでいます。 |
Q5: | VPI/VCIの指定はできますか。 |
A5: | VPI/VCIは、原則ギガビットセンターが決定します。ただし、接続端末(機器)の仕様で、決められたVPI/VCIしか利用できない場合は変更を検討致します。その際は、ギガビットセンターへお申し出ください。 |
Q6: | ギガビットセンターから提出された「JGN利用条件」の中の[提供速度]以上のトラフィックを流すことができますか。 |
A6: | JGNでは、「JGN利用条件」の中の[提供速度]に記載している値をPCR値として設定しています。したがって、[提供速度]以上のトラフィックがJGNへ流入してきた場合、[提供速度]以上のトラフィックはJGN入り口でセル廃棄されます。したがって、[提供速度]以上のトラフィックは流れません。 |
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【故障調査】 | |
Q7: | JGNを利用中、故障が発生した場合はどこへ故障調査を依頼すればいいのですか。 |
A7: | JGNオペレーションセンタへご連絡ください。JGNオペレーションセンタの営業時間内(平日9:00〜17:00)にて故障調査等の対応を行います。 |
Q8: | 故障調査に費用がかかりますか。 |
A8: | JGN責任分界内における調査については、費用はかかりません。 |
Q9: | どのレベルまで故障調査をしますか。 |
A9: | JGNのATMサービスをご利用の場合、JGNオペレーションセンタで行う調査は、JGN内でのATMレイヤ以下です。ATMレイヤより高レイヤ、JGN外のアクセス回線や端末機器に関する故障調査は利用者側で実施願います。 |
Q10: | JGNでは開通試験を行っていますか。また、それはどのような試験ですか。 |
A10: | JGNでは、ご利用いただく前に必ず開通試験を行っています。開通試験は、原則、該当回線で1Mbpsのトラフィックを発生させ、セル流量を監視しセル損失がないことを確認します。その他、ご希望によりPCR値でより高精度な開通試験を望まれる場合は、ギガビットセンターへ提出される申込書にその旨記載してください。 ただし、この場合、接続装置のポートでループバックが必要になり他のJGN利用者側の回線断を伴う可能性がありますので、他のJGN利用者に対して試験スケジュール等の調整を行う必要があることをご理解ください(したがって、多少開通日程が遅れます)。 |
Q11: | どのような故障切り分け試験が可能ですか。 |
A11: | まず、故障の状況をお知らせいただき故障調査方法を決定しますが、ATMサービスの場合、一般的に次の2つの方法があります。ただし、故障調査するにあたり他の利用者に影響する場合は、スケジュール調整が必要になります。 (1)ループバック試験 JGN内エンドポイントの両端でループバック設定を行い、試験セルを流します。PCR値までセル損失がないことを確認します。 (2)セル流量監視試験 利用者が実際に利用する環境で、JGN内にどれだけのトラフィックが流れているか、またセル損失がないかを測定します。試験時間は最大2時間です。なお、この試験は事前に監視装置での設定が必要です。事前の設定ない場合、過去にさかのぼって調べることはできません。 |
Q12: | JGNを利用中、スループットが予想どおりにでない場合、想定される原因はなんですか。 |
A12: | 一般的に、JGNのATMサービスはサービスクラスがUBRなので、多数のATM回線で大量のトラフィックが発生した場合(つまり物理回線以上のトラフィックが流れようとした場合)、帯域競合が起こり、セル損失が発生します。また、ATMレイヤで問題がなければ、上位レイヤ(アプリケーション等)の問題が想定されます。ATMレイヤの確認は前項目の(1)ループバック試験及び(2)セル流量監視試験で行います。また、より確実さを期すのであれば利用者側にてATMアナライザを両端に接続して試験する方法も考えられます。これらで異常がなければ、ATMレイヤより上位のレイヤ(アプリケーション等)に問題があると考えられます。 (具体例としては、遅延による送達確認が遅れるためスループットが上がらないという場合も考えられます。遅延については、JGNオペレーションセンタへお問い合わせください。なお、遅延についてはJGN利用者に限りご回答いたします。) |
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【アクセス回線】 | |
Q13: | JGNと利用者の責任分界点はどこですか。 |
A13: | アクセスポイントの接続装置になります。つまり、利用者から見てアクセスポイントの接続装置に接続するまでが利用者の責任範疇になります。 |
Q14: | JGNへのアクセス回線利用のために、アクセスポイントに通信業者のDSU(ONU)を設置することは可能ですか。 |
A14: | 原則は、利用者側でDSUの設置スペースや電力を用意することになっています。しかし、JGNのラックに空きスペースがある場合は、JGNラック内に設置可能です。DSU設置スペースがありそうかどうかは、JGNオペレーションセンタへお問い合わせください。DSUの設置スペースがありそうな場合は、利用者側で現地調査及び通信業者への手配を行ってください。ただし、JGNラックに空きスペースがなくなった場合、他の利用者との公平性を保つ為、DSU設置の全利用者にDSUを撤去移動していただくこともありますのでご了承ください。なお、DSU(ONU)設置に関わる費用及び移設に関わる費用は利用者の負担になります。 |
Q15: | アクセスポイントにDSU以外の機器を設置することは可能ですか。 |
A15: | 原則許可しておりません。ただし、特別な事情があり、かつJGNラック内に空きスペースがある場合は,ギガビットセンターへ申し出ていただき許可されれば設置することは可能です。 ただし、JGNラックに空きスペースがなくなった場合、他の利用者との公平性を保つ為、撤去移動していただくこともありますのでご了承ください。なお、機器設置に関わる費用及び移設に関わる費用は利用者の負担になります。 |
Q16: | JGN装置に利用者資産のパッケージを搭載することは可能ですか。 |
A16: | 利用者からみてアクセスポイントの接続装置に接続するまでが利用者の資産、運用保守の責任分界点ですので、利用者のパッケージをJGN装置に搭載することはできません。 |
Q17: | 通信業者提供の専用線サービス(ATM専用線サービスを含む)をアクセス回線としてJGNへ接続できますか。 |
A17: | 専用線サービス(ATM専用線サービスを含む)をアクセス回線としてJGNへ接続可能です。ただし、JGNのATM接続インターフェースに合う必要があります。アクセスポイント毎に、ATM接続インターフェース(インターフェース速度、コネクタ種別、光伝播モード等)が若干異なりますので、詳しくはJGNオペレーションセンタへお問い合わせください。 |
Q18: | 交換機タイプAに接続する時のコネクタ種別及び光ケーブル種別は何ですか。 |
A18: | MU型コネクタ シングルモード光ケーブルです。 |
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【計画工事】 | |
Q19: | JGNが計画的にサービスを停止することはありますか。 |
A19: | JGNは、JGN内外の環境により計画的にサービスを中断することがあります。詳細は、JGNオペレーションセンタ提供の工事・保守情報ホームページの[計画工事情報]に掲載していますのでそちらをご覧ください。なお、工事・保守情報ホームページはJGN利用者に限り公開しています。 |
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【その他】 | |
Q20: | JGNオペレーションセンタの連絡先を教えてください。 |
A20: | JGNオペレーションセンタの連絡先は、以下のとおりです。 メールアドレス:jgn-noc@ntt.com |
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