JGN2plusの概要
JGN2plusは新世代ネットワークを見据えた活動と研究開発を通じて、
未来の超光速ICT社会の姿を展望していきます

独立行政法人情報通信研究機構(略称:NICT)は、新世代ネットワークの実現に向けて、JGN2をさらに高機能化した研究開発テストベッドネットワーク「JGN2plus」の運用を行っています。

 

大手町ネットワーク研究統括センターを中心とする研究開発体制で、産・学・官・地域等と連携して幅広い研究活動を推進。ネットワークに対する社会的要求を満たし、未来のICT社会に見合う新世代ネットワークの運用・管理技術の研究に貢献していきます。

  

◆新世代ネットワークに向けた取り組み新世代ネットワークに向けた取り組み


JGN2plusとは

JGN2plusは、1999年のJGN、そして2004年のJGN2と継続的に発展を遂げてきた世界に冠たる研究開発テストベッドネットワークの一つで、2008年4月より3カ年の予定で運用、活動しています。

NICTが推進する新世代ネットワークの研究開発を支えるテストベッドとして、大手町ネットワーク研究統括センターにおける研究開発活動を支える役割を果たす主体であるとともに、先進的なネットワークの研究開発・各種アプリケーションの実証実験を行うテストベッドとして、一般の研究者にも広く利用いただける、オープンなテストベッドネットワークです。


JGN2plusの活動

新世代ネットワークへとつながる研究開発を推進するため、JGN2plusは次の項目に重点をおき、活動しています。

  1. 産・学・官・地域等と連携して、新世代ネットワークの研究、その実現へとつながるネットワーク関連技術の研究開発やアプリケーションの開発等、基礎的・基盤的な実証実験を推進します。
  2. 実戦的な研究活動等を通じて、情報通信分野の人材育成を推進します。
  3. 地域における研究活動、PAP※1・PNW※2による相互接続等を通じ、地域の活性化を推進します。
  4. 公募により研究のすそ野を広げ、JGN2plusを活用したアプリケーションの研究・開発活動を推進します。
  5. 海外向けネットワークを整備し、国内外の研究者との積極的な交流・合同研究を推進します。

研究開発の中心となる、大手町ネットワーク研究統括センター

より効率的な研究開発を可能にするため、JGN2plusでは「大手町ネットワーク研究統括センター」を設立。
本センターを中心とした研究開発体制で、JGN2plusの活動を推進していきます。

  1. メインとなる研究テーマは、「新世代ネットワークの運用・管理技術の研究」。
  2. さらに6つの具体的な研究課題細目※3を設定し、研究開発を進めます。

※1:PAP/Partnership Access Pointの略

※2:PNW/Partnership Networkの略

※3:具体的な研究課題細目は、「研究開発体制」を参照