JGN全体概要(2024年5月現在)

超高速研究開発ネットワークテストベッドJGNは、国内外のアクセスポイントを最大100Gbpsの広帯域な回線で接続し、レイヤ2/レイヤ3接続、光テストベッド等の各種サービスを提供しています。広域ネットワーク環境を用いて、バックボーンネットワークからアプリケーションまで多様な技術、サービスの検証を可能にしています。

  • 国内外の実験拠点
  • JGNはデータセンター等(国内11ヶ所、海外3ヶ所)、NICT研究所9ヶ所の拠点を運用しており、各拠点へのネットワーク引き込みも可能です。
  • 相互接続ネットワーク
  • 学術情報ネットワークSINETほか、JGNと相互接続する地域ネットワークや海外教育研究開発ネットワーク経由でも利用者環境との接続が可能です。

JGNのネットワーク構成

提供サービス(2024年5月現在)

(1)ネットワーク接続(レイヤ2/レイヤ3)サービス

接続装置としてのL2スイッチ、仮想化対応スイッチ・ルータ等から構成され、国内外24拠点にアクセスポイントを設置。Ethernet接続サービス、IP接続サービスを提供しています。

(2)仮想化サービス

  • 仮想サーバ・ストレージ
  • JGNネットワーク上の仮想マシン(VM)とストレージをご利用いただけます。JGNへは10Gbpsで接続されており、VM(VMware)にOSをインストールできます。
  • 仮想ルータ
  • JGNネットワークを構成するハイエンドルータの仮想ルータおよび拠点間を結ぶ仮想のルーティングプレーン(実験環境)、管理コンソールをご利用いただけます。ネットワークトポロジの最適化や、より複雑なルーティングを用いる実験が可能です。RIP, OSPF, BGP4, MPLS, 各種カプセル化機能等を提供します。

(3)光テストベッド

NICT拠点間(小金井-大手町-東京大学)に低損失の光ファイバ芯線を敷設し、テラビット級の光伝送等の実験が可能な光テストベッド環境を整備しており、様々な実証実験・研究開発に対応することが可能です。

<光テストベッド 各拠点間の技術仕様>

利用手続き

詳細ならびに必要な書類、規約及び利用ガイド等についてはNICT総合テストベッドの当該ページをご覧ください。

JGNに関するご質問等は、下記までお気軽にご相談・お問合せください。

ご相談・お問合せの窓口

総合テストベッド研究開発推進センター
NICT総合テストベッド事務局
電子メール tb-info[アット]ml.nict.go.jp
※[アット]を@にしてご送付ください。