LPWAテストベッド
<最新の動向> |
●6方式のLPWA通信環境を提供開始(2020.02~)
LPWAの6方式通信実験が可能な「ハイブリッドLPWA基地局」をYRPを中心に横須賀市内5地点に設置しました。
|
(1)ねらい
IoTのセンサ等を収容するために用いられるLPWA通信について、複数方式を同一環境、同一条件で利用できるとともに、以下のメリットを持つテストベッドを目指しています。
-
- ・LPWAの導入を検討している利用者にとって一度に複数方式の確認が行えるテストベッド
- ・LPWA通信事業者にとっては複数方式の電波が混雑した状況の試験が行えるテストベッド
(2)内容
「横須賀ハイブリッドLPWAテストベッド」では、神奈川県横須賀市において、以下の設備や環境を利用してLPWAのさまざまな実験を行うことができます。
- ●基地局:
・YRPセンターをはじめとする5地点に『ハイブリッドLPWA基地局*』を設置(2020年11月現在)
*6方式(SigFox、LoRa、Wi-SUN、ELTRES、LoRaWAN、ZETA)の利用が可能
- ●子機デバイス:
・温湿度、気圧など標準のセンサですぐに実験可能な “標準センサ型子機デバイス”
・一定の開発が必要だが、必要なセンサを接続できる “センサ持込型子機デバイス”
- ●測定/解析用ツール環境:
・簡易RFモニタ
・プロトコルモニタ 等
- ●クラウドサービス:
・LPWAで収集したデータの保存や処理をするためのクラウド・アカウントを用意
横須賀市における『ハイブリッドLPWA基地局』設置エリア
<クリックで画像拡大>
「横須賀ハイブリッドLPWAテストベッド」の構成イメージ
各種IoTアプリケーションフィールドを想定したLPWA通信比較実験の事例
<クリックで画像拡大>
(3)検討状況
2018年10月 試験運用。
2019年2月より本格な運用を開始しています。
(4)利用について
横須賀ハイブリッドLPWAテストベッドのホームページにて、サービス概要の確認、利用申込み、問合せができます。
■詳細はこちらから
(5)備考