【重要】
キャラバンテストベッドは、2024年3月25日をもって新規利用申込の受付を停止し、2025年3月31日(予定)をもってサービス提供を終了します。
(1)ねらい
【「IoTキャラバンシステムテストベッド」のイメージ】
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IoT等に関する技術実証・社会実証を行うプロジェクトの質・量の充実に向けて、IoT 環境の構築や調査が容易にできる可搬型システム一式をテストベッド機材として準備することで、
NICT総合テストベッドを活用した検証環境におけるラスト1マイル構築を加速させることを目指しています。
(2)内容
【「キャラバンテストベッド」を構成する主な機材】
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【「キャラバンテストベッド」主な機材の利用イメージと機能】
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「IoTキャラバンシステム テストベッド(略称:キャラバンテストベッド)」では、これまで利用者が準備していたIoTのラスト1マイルの通信手段等を、NICT総合テストベッドの機材として提供します。これにより、現場のセンサデバイスとNICT総合テストベッドとを組合せた実証環境の構築が容易となり、価値が見える実証実験を促進します。
ご利用いただける主な機材
*2は、以下の通りです。
*2:各機材の貸出しの期間は、3か月程度を想定
- ●IoT-GW:
携帯電話回線(LTE)やインターネットを使って、現場とNICT総合テストベッドの間を簡単・セキュアに接続します。
- ●NerveNet:
通信インフラや電源が無い場所で、無線(Wi-Fi、LPWA*3)マルチホップ技術を用いた分散ネットワークを構築します。
*3:プライベート LoRa方式を使用
- ●LPWA(プライベートLoRa)試験機:
GPSを実装した子機が各測定ポイントにおける親機との通信可否をレポートすることにより、LPWA疎通エリアマップを作成します。
- ●SmartSightカメラ:
映像自体の伝送や、映像解析データの伝送を可能とします。
- ●センサ収容BOX:
センサを収容し、WiFiやLPWA等の通信網へ接続します。
(3)検討状況
既にご利用いただける状況です。
現在は機材の機能と数量を拡充しつつ、利用手続の簡易化についても検討を行っています。
また、以下の公開サイトにおいて、キャラバンテストベッドの活用マニュアルの提供も行っております。ご覧ください。
●IoTキャラバンテストベッドマニュアル
(4)利用について
NICT総合テストベッド事務局にご相談ください。
※『NICT総合テストベッド活用研究会』会員の方は、「IoT-GW」やLPWA関連の機材をお試しで使用することができます。
試用条件や入会手続など、詳しくは上記のリンクをクリックしてご確認ください。
(5)備考
キャラバンテストベッド利用の構成例については、以下の図をご覧ください。
「キャラバンテストベッド」の構成イメージ