1. 総合テストベッド研究開発推進センターの役割/ オープンイノベーションの創造を目指して

オープンイノベーションの拠点としてIoT関連の技術実証・社会実証の一体的推進が可能な検証プラットフォームを構築・提供します
オープンイノベーションの拠点としてIoT関連の技術実証・社会実証の一体的推進が可能な検証プラットフォームを構築・提供します
NICT総合テストベッド研究開発推進センターは、ICT分野の研究開発から社会実装まで加速化を図り、我が国のICT産業の競争力を確保するため、オープンイノベーションの拠点として、産学官連携・地域連携・国際連携を進め、IoTやAI(人工知能)、BD(ビッグデータ)等を活用したイノベーションを 創出する環境を実現することを目指しています。
イメージ図
当センターでは、IoT技術など最先端のICT技術に関する実証を支援するため、NICTのテストベッドのうち「JGN」「SarBED」「JOSE」「RISE」を『総合テストベッド』として構築運営しています。
『総合テストベッド』においては、これらのテストベッドを自由に組み合わせて利用することが可能です。IoT関連技術のみならず、多様な分野の技術検証と社会実証の一体的な推進が可能な検証プラットフォームとして、産学官、地域のみなさまの研究開発に活用いただいているほか、NICTの研究にも使われております。
多様なIoT研究開発のための実験フィールドとして総合テストベッドを構築・運用
NICT総合テストベッド 〜多様なIoT研究開発を推進する技術実証・社会実証の検証プラットフォーム〜
「JGN」「StarBED」「JOSE」「RISE」これらを[総合テストベッド]として一体的に構築・運用
総合テストベッド研究開発推進センター長
ごあいさつ
line 第4期中長期計画の折り返し点における
総合テストベッドの成果と今後 line

総合テストベッド研究開発推進センターでは、情報通信研究機構(NICT)の第4期中長期計画に基づき、基礎研究の加速や市場投入を目指して、様々なICT関連研究開発成果の技術実証及び社会実証を推進するため、2016年より「NICT総合テストベッド」を構築し運営しています。
この2年半、当機構内外からの「NICT総合テストベッド」利活用を促進するための推進活動を実施し、また広範なオープンイノベーションを創発するためのテストベッド運用を進め、テストベッドの先進化に係る研究開発やテストベッドを用いた地域IoTサービス基盤の社会実証等を実施しています。

具体的には「NICT総合テストベッド」では、ユーザである企業・教育研究機関・自治体の皆様に、IoTの実証テストベッドとしての利用を含め、様々な実験・実証で使っていただくため、NICTの持つテストベッドのうち
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 ●超高速研究開発ネットワークテストベッド「JGN」
 ●大規模エミュレーションテストベッド「StarBED」
 ●広域SDNテストベッド「RISE」
 ●大規模IoTサービステストベッド「JOSE」
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を組み合わせることによってサーバ・ストレージとネットワークを融合して利用可能な基盤をご用意し、常時100件を超える研究開発にご利用いただいています。

さらに将来を見据えつつテストベッドを活用いただくため、スマートIoT推進フォーラム技術戦略検討部会のテストベッド分科会において、テストベッドの要件とその利活用促進策を検討するなどにより、『キャラバンテストベッド』『IoTゲートウェイサービス』など、「NICT総合テストベッド」を活用したIoT等に関する検証環境の充実も図っています。

これからも皆様のご支援とご協力をいただき、IoTの技術実証・社会実証の基盤として「NICT総合テストベッド」を高度化・運用してまいりますので、よろしくお願いいたします。

2019年1月
研究開発推進センター長 原井 洋明

総合テストベッドインタビュー Vol. 001/原井センター長

 

なお、これらのテストベッドは、2016年に『NICT総合テストベッド』として統合される以前にはそれぞれ下図のような歴史を持ち、NICTのテストベッドとして機能を強化してきました。

NICT総合テストベッドの変遷
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2. ご利用いただけるNICTのテストベッド/ 研究目的なら、原則誰でも自由に利用可能

研究目的であれば、原則として誰でも自由に『総合テストベッド』をご利用いただけます。
「JGN」/「StarBED」/「JOSE」/「RISE」を組み合わせることによって、サーバ・ストレージとネットワークを融合した利用が可能です。各テストベッドの特徴については、それぞれのサイトでご確認ください。

  ※ロゴをクリックすると、各テストベッドのサイトをご覧いただけます。

4種類のテストベッド
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3. 将来を見据えて/ スマートIoT推進フォーラムの技術戦略検討部会との連携

「テストベッド分科会」の運営事務局を担当
スマートIoT推進フォーラム

総合テストベッドの高度化・利用促進を図るため、事務局として、テストベッド分科会を運営。
公開形式で、多くのIoT関連のユーザに参加いただき、活動しています。
活動について
【テストベッド分科会】
  •  ●テストベッド利用者による成果報告などを実施
  •  ●テストベッドに関する新技術・必要な機能等への意見交換
  •  ●公開の形で開催
【コアメンバ会議】
  •  ●テストベッドに対する利用者のニーズの汲み取り
  •  ●利用者相互の意見交換の場として活用
  •  ●各地域から募集したメンバーで議論
【テーマ別検討会】
  •  ●特定のテーマを具体的に設定し、一般の有識者にも参加いただきつつ検討を加速させるための場
  •  ●具体的に進めているテーマ(例)
      1)キャラバンテストベッド
      2)LPWAテストベッド
      3)テストベッド活用研究会

公式サイト

詳しくは、「テストベッド分科会」の公式サイトをご覧ください。
 <下記の画像をクリックしてください>

テストベッド分科会ホームページ
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4. 当センターの研究紹介

当センターは「NICT総合テストベッド」の構築・運用に加え、以下の3室体制でいろいろな研究開発等を行っております。

 *:平成30年度(2018年度)に「ソーシャルイノベーション推進研究室」が「ソーシャルICTシステム研究室」と名称変更して当センターの部署の1つとなり、3室体制がスタートしました

詳細についてはそれぞれの室名をクリックの上、NICTサイトにてご確認ください。
  •  ●テストベッド連携企画室
        IoTテストベッドの構築・運営、利用環境の改善、高度化・効率化を担当
  •  ●テストベッド研究開発運用室
        IoTテストベッドのインフラ開発、スマートIoT推進フォーラムでのユースケース開発への対応、テストベッドに関連した次世代ICT技術の研究開発を担当
  •  ●ソーシャルICTシステム研究室
        Wi-SUNなどLPWAを活用し、社会に浸透する地域IoT基盤の構築技術とIoTサービスの実証的研究開発を担当

  • また、当センターの研究内容とその進捗は、毎年、NICTの「情報通信研究機構年報」にまとめられています。
    下記のリンクから各年報の当該箇所をご参照ください。

    年度 目次 ファイルの種類
    平成29年度(2017年度)  3.10.2 総合テストベッド研究開発推進センター・・・・・P98-99
      3.10.2.1 テストベッド連携企画室 ・・・・・・・・ P100-101
      3.10.2.2 テストベッド研究開発運用室 ・・・・・・ P102-103
      3.10.2.3 北陸StarBED技術センター※1 ・・・・・・P104-105
      3.10.1.3 ソーシャルイノベーション推進研究室※2 ・・ P96-97  
    電子ブック(HTML5版)
    平成28年度(2016年度)  3.11.2 総合テストベッド研究開発推進センター・・・・・P94-95
      3.11.2.1 テストベッド連携企画室・・・・・・・・・・P96-97
      3.11.2.2 テストベッド研究開発運用室・・・・・・・・P98-99
      3.11.2.3 北陸StarBED技術センター※1 ・・・・・・P100-101
      3.11.5.2 ソーシャルイノベーション推進研究室※2 ・ P120-121
    電子ブック(HTML5版)
     ※1:北陸StarBED技術センターは、テストベッド研究開発運用室において、大規模エミュレーションテストベッド「StarBED」を用いた研究開発及びその活用を担当
     ※2:ソーシャルイノベーション推進研究室は、現在の「ソーシャルICTシステム研究室」。2017年度以前から社会のICT化を目指したソーシャルICTの実証的研究開発を担当し、Wi-SUNなどLPWAを活用した地域IoTサービス基盤の構築と実証実験を実施