メインとなるJGN-Xネットワークの概要
<最新のJGN-Xネットワーク構成>
JGN-Xは、以下を実装した多様な実証実験が可能なテストベッドネットワークです。
- レイヤ2:
L2スイッチによるEthernet接続によるネットワーク
- レイヤ3:
IPv4/IPv6デュアルスタックでのIP接続ネットワーク
<最新の国内アクセスポイント>
接続装置としてのL2スイッチ、仮想化対応スイッチ・ルータ等から構成され、全国25か所にアクセスポイント(略称:AP)を設置しています。
また各拠点を結ぶ幹線区間は、最大100Gbpsのバックボーンを有しております。
その他のJGN-Xネットワーク
JGN-Xは研究開発推進のため、以下のように随時ネットワークを整備・拡大しています。
光テストベッド環境(小金井-大手町-白山)
<光テストベッド>
小金井-大手町-白山の拠点間を結んで低損失の光ファイバ芯線を敷設し、テラビット級の光伝送等の実験が可能な光テストベッド環境を整備しています。
国際回線
<最新の国際回線>
海外の研究機関と連携して研究開発を推進するため、5つの国際回線を整備しています。
- 米国回線(東京~ロサンゼルス)
- 韓国回線(東京~ソウル)
- 中国回線(東京~香港)
- 香港~シンガポール回線
- シンガポール~タイ回線(シンガポール~バンコク)
PNWによる相互接続
国内ユーザの利便性向上及び地域活性化に貢献するため、全国26か所のアクセスポイントに加え、JGN-Xに接続している地域情報ネットワーク等とも提携し、PNWとして相互接続しております。
- PNW(パートナーシップネットワーク)
地域情報ネットワーク等がJGN-Xと相互接続することにより、一般利用者に対して、そのネットワーク経由でのJGN-Xとの接続環境を提供しているものを指します。
JGN-Xネットワークの運用・管理
<JGN-X NOCサイトのイメージ>
JGN-Xネットワークのパス設定や故障対応等の運用・管理は、分散された地域にあるJGN-X NOC (Network Operation Center)で行っています。
詳細は、下記リンクよりご確認ください。