テストベッド研究開発室では、新世代ネットワーク技術に関する研究開発及びその実用化を推進し、さらにソーシャルICTの取り組みを支えるテストベッドを実現するために、JGN-X及びStarBED3を中心とした大規模テストベッドインフラストラクチャの高度化を実現する技術の研究開発を行っている。
新世代ネットワーク技術の本格的な導入、展開、運用を可能にするために、これまでに検討を行ってきた基本アーキテクチャの改善及び各種要素技術の開発と共に、次世代テストベッドに向けた実技術展開を部分的に開始した。特に、物理的に構成される基幹ネットワークにおいて超高速化(100G化)を実現するために、それに対応した管理運用技術の確立に向けた取組を行った。また、その上に論理的に構成されるSDN(Software-Defined Networking)テストベッドRISE(Research Infrastructure for large-Scale network Experiments)において、基幹ネットワークの物理構成から全く独立した仮想ネットワークの構築及び仮想ホストの管理運用を一体的に実現するオーケストレーションの仕組みを導入した。
【2014年度(平成26年度)の研究テーマ】
1.JGN-Xテストベッド基幹ネットワークアーキテクチャの開発
2.新世代ネットワーク実証実験環境の展開及びサービス化
3.テストベッド高度化技術の研究開発
4.新世代ネットワーク技術の実証実験
●各年度の活動報告 / ※『情報通信機構年報』より
年度 | 目標 ※クリックすると、当研究室の年度別活動報告が見られます |
ファイルの 種別 |
メンバー数 |
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2014年度 | 新世代ネットワークを実用化し、超高速基盤からソーシャルICTまで支えられるテストベッドの実現に向けて | 16名 | |
2013年度 | 新世代ネットワークを実用化し、ソーシャルICTの取り組みを支えられるテストベッドの実現を目指して | 16名 | |
2012年度 | 新世代ネットワーク実現のためのテストベッド高度化に向けて | 15名 | |
2011年度 | 新世代ネットワーク実現のためのテストベッド高度化に向けて | 15名 |
研究No. | 研究テーマ ※クリックすると、研究内容が見られます |
メンバー |
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1 | End-to-End SDNに関する研究 | 山中 広明 |
2 | JGN-X Automated Resource Provisioning (JARP) | Tananun Orawiwattanakul (オラウィワッタナクル タナヌン) |