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広帯域ネットワーク利用に関するワークショップ「ADVNET2015」

開催概要

日時  2015年10月19日(月) 10:00~18:05   ※プログラムはこちら
場所  東京大学 武田先端知ビル(5階 武田ホール)
事前参加申込の締切  2015年10月13日(火)17:00
事前参加申込方法  下記の「ADVNET2015の事前参加申込方法」の項目をご覧ください。

開催要旨

昨今の研究・教育ネットワーク(R&Eネットワーク)では、従来のエンド間のインターネットコネクションサービスだけではなく、アプリケーションユーザが広帯域(100Gbps級)の回線を使った高度なサービスを利用することが可能となっています。しかしながら、複数のネットワークを利用して、広帯域ネットワーク上で共同研究や実験・デモンストレーションを行う際には、国内のみならず国際的な複数のネットワーク運用者・研究の接な協力・調整が不可欠です。

広帯域ネットワークを利用する研究者の研究分野はさまざまですが、アプリケーション分野の研究者の方々はネットワークを使いこなしていくうえで、今までにもたくさんの試行錯誤を重ねてこられてきたことと思います。こうした異分野の研究者が集い、これまでの成功例・失敗例などの情報を交換し、蓄積していくことは、今後、さらに多くの分野の研究者が広帯域ネットワークを使っていく上での重要な財産となると考えます。

広帯域ネットワーク利用に関するワークショップ(ADVNET)はそのような趣旨のもと、アプリケーション分野の研究者、ネットワーク運用者・研究者が集まり議論する場として、過去9回開催して参りました。どの会合共に100名程のご参加を得まして盛況のうちに閉幕しております。今年もまた、各方面からのご発表・ご参加をお願いいたします。
なお、今回のADVNETは昨年同様、電子情報通信学会IA研究会との共催による開催となります。


開催について


ご発表をお願いしたい方 

  • 高度なネットワーク利用を必要とした研究者
  • 今後そのようなネットワーク利用を予定している研究者
  • 現在、ネットワークを利用しているが、ネットワークの問題により十分な成果が得られていない方
  • いろいろな失敗・知見を他の人と共有したい方
  • 高度なネットワーク利用をサポートする学内・広域ネットワークの運用者


現在進行中のプロジェクトに関する講演は大歓迎です。
また、本ワークショップは一般の研究成果の発表の場ではありませんので、ネットワーク利用に主眼をおいてご発表頂けることを期待しています。
なお、ご発表時間は質疑応答を除いて15~20分程度を予定しています。


発表の申込方法 (発表の受付は終了いたしました)

★発表方法/以下の2つの発表方法がありますが、それぞれで申込方法が異なります。
      ご留意の上、どちらかを選んで発表のお申込みをお願いいたします。

  1. (1) 論文投稿なしで、口頭発表(ADVNET)
    ADVNET事務局(advnet2015@jgn-x.jp)までお申込みください。

    【発表申込に必要な項目】
    (全5項目)
     以下の項目を明記した電子メールを advnet2015@jgn-x.jp までお送りください。
    • 出席される方のお名前とご所属
    • Co-authorとなる方のお名前とご所属
    • ご発表いただく内容の概要(最大400字程度)
    • ADVNET2015終了後の発表原稿公開の可否*2: □ 可  □ 不可(どちらかをお選びください)
    • 意見交換会の参加希望*3: □ 参加希望  □ 不参加(どちらかをお選びください)
       *2:ADVNET2015終了後の発表原稿公開について
         ・ADVNET2015 終了後、発表原稿のウェブ掲載を計画しております。
         ・公開の承諾の可否
    について、忘れずにお選びいただき、お書きくださいください。
       *3:意見交換会の参加について
         ・当日、プログラム終了後、意見交換会を行います。(有料:3,000円/当日、お支払いください)
         ・参加を希望される場合は、意見交換会の参加欄に必ず「参加希望」とお書きくださいますよう、
          お願いいたします。

    【申込締切】2015年9月11日(金)
    【原稿締切】2015年10月14日(水)
    【原稿形式】自由
    【ページ数】制限なし

  2. (2) 論文投稿し、口頭発表(電子情報通信学会IA研究会)
    「発表申込みフォーム(第3回研究会)*1から、ご登録ください。
       *1:フォーム中にある「講演の分類」は、「一般講演(その他)」を選択してください。

    【申込締切】2015年8月17日(月)
    【原稿書式】電子情報通信学会の指定する原稿フォーマット、もしくは
          プレゼンテーションスライドを1ページあたり6枚貼り付けたもの
    【ページ数】上記書式を2ページ以上、6ページ以下


その他、不明点等についてはadvnet2015@jgn-x.jp まで、電子メールにてお問い合わせください。

なお、発表の採否については、ADVNET2015実行委員会にて決定します。
応募多数の場合はご希望に添えないことがありますので、予めご了承ください。


ADVNET2015のご参加をお願いしたい方

  • 広域ネットワークの運用を行っている方
  • キャンパスネットワークの運用を行っており、研究者の相談にも応じる必要がある方
  • 現在、ネットワークを利用しているが、ネットワークの問題により十分な成果が得られていない方
  • 今後のR&Eネットワークの利用に関心がある方
  • 研究テーマを模索しているネットワーク研究者
  • R&Eネットワークに帯域や波長やファイバーを提供している電気通信事業者の方
  • R&Eネットワークに使われている機器を設計・製造・納品している方

ADVNET2015の事前参加申込方法 (参加申し込みは終了いたしました)

2015年10月13日(火)までに、以下の必要項目を明記したものを
電子メール(adv2015-reg@jgn-x.jp)または、FAX(03-3272-3062)にてお送りください。

【事前参加のお申込み締切日】 2015年10月13日(火)
【電子メール・FAXの件名】 「ADVNET2015参加申込み」とお書きください。
【事前参加のお申込みに必要な項目】(全6項目)

  • 出席される方の氏名とふりがな:
  • 会社名(団体名):
  • 所属部署:
  • メールアドレス:
  • TEL:
  • 意見交換会の参加*4: □ 参加希望  □ 不参加 (どちらかをお選びください)

  *4:意見交換会の参加について
   ・当日、プログラム終了後、意見交換会を行います。(有料:3,000円/当日、お支払いください)
   ・参加を希望される場合は、意見交換会の参加欄に必ず「参加希望」とお書きくださいますよう、
    お願いいたします。

プログラム

10月19日(月) 午前  開会
10:00 - 10:10
  10:00-10:10 開会の挨拶 下條真司(NICT/阪大)
10月19日(月) 午前  R&Eネットワーク報告
10:10 - 11:10
(1) 10:10-10:30 JGN-XアップデートPDF ○下條真司(NICT/阪大)
(2) 10:30-10:50 SINETアップデートPDF ○漆谷重雄(NII)
(3) 10:50-11:10 APANアップデートPDF ○小西和憲(APAN-JP)
10月19日(月) 午前 ネットワーク高速化技術
11:10 - 12:00
(4) 11:10-11:35 400ギガビットイーサに向けた省電力光多値変復調方式の研究PDF ○平井理宇・菊池信彦 (日立)
(5) 11:35-12:00 Lagopus: 高速なパケット処理を実現するOpenFlowソフトウエアスイッチPDF ◯中島佳宏・高橋宏和・益谷仁士・日比智也・河合彩公子・石黒邦宏(NTT)
 ●12:00 - 13:00/ 昼食 ( 60分 )●
10月19日(月) 午後  R&Eネットワークの利活用事例
13:00 - 14:40
(6) 13:00-13:25 我が国における量子鍵配送ネットワークとアプリケーションの現状 ○藤原幹生・佐々木雅英 (NICT)
(7) 13:25-13:50 APRICOT-APAN 2015におけるネットワークチームの取り組みについてPDF ○谷崎文義 (NTT西日本)・高田美紀(NTTコミュニケーションズ)・川上雄也(インターネットマルチフィード)
(8) 13:50-14:15 SINETを使った胎児心エコーセミナーの報告PDF ○川瀧元良(東北大)・魚瀬尚郎(ビジョンブリッジ)・波々伯部佳子・工藤孔梨子・安徳恭彰・清水周次(九州大学病院)・野口一人(愛媛大学)
(9) 14:15-14:40 高速通信回線を使った超高感度電波干渉計PDF ○河野裕介・小山友明・鈴木駿策・川口則幸(国立天文台)
 ●14:40 - 14:50/ 休憩 ( 10分 )●
10月19日(月) 午後  大規模インフラ技術
14:50 - 16:30
(10) 14:50-15:15 パブリッククラウドとシームレスにつながるキャンパスネットワーク ○近堂 徹・宮原俊行・相原玲二(広島大)
(11) 15:15-15:40 耐災害性・耐障害性検証テストベッドDESTCloudの現状と今後 ○柏崎礼生(阪大)・北口善明(金沢大)・市川昊平(奈良先端大)・近堂 徹(広島大)・西内一馬(シティネット)・中川郁夫(阪大)・菊池 豊(高知工科大)
(12) 15:40-16:05 地球観測衛星データを用いた高遅延拠点間におけるファイル伝送高速化手法の評価 ○池畑陽介・布田光彦・藤田陽子(JAXA)
(13) 16:05-16:30 JGN-Xの100Gbps広域ネットワークおよびStarBED3を用いた非圧縮8K/4K超高精細映像素材のマルチレート同期配信実験 ○丸山 充(神奈川工科大)・君山博之(NTT)・大槻英樹・小林和真(NICT)・河野 隆・林 丈樹・瀬戸山勝義(NTT-IT)・岩田 一(神奈川工科大)
 ●16:30 - 16:40/ 休憩 ( 10分 )●
10月19日(月) 午後  ネットワーク制御・検証技術
16:40 - 17:55
(14) 16:40-17:05 MDDを用いたハイパーキューブ探索によるネットワーク検証の高速化 ○チェン リチャード・井上 武・間野 暢・水谷后宏・永田尚志・明石 修(NTT)
(15) 17:05-17:30 Web-QoEに基づくQoS制御を行う無線LAN基地局の開発 ○淺野志帆・伊藤嘉浩(名工大)
(16) 17:30-17:55 Routing Issues and Traffic Control in Border Gateway Protocol (BGP) with Provider Agreegatable (PA) addressing ○Abu Hena Al Muktadir・Kenji Fujikawa・Hiroaki Harai(NICT)
10月19日(月) 午後  閉会
17:55 - 18:05
  17:55-18:05 閉会の挨拶 阿部俊二(NII)
10月19日(月) 午後  意見交換会
18:30 - 20:00
  18:20-20:00 会場:本郷キャンパス 第二食堂

ADVNET2015の運営

【共催】

  • ADVNET2015実行委員会*5
  • 電子情報通信学会 通信ソサエティインターネットアーキテクチャ研究会(IA研究会)
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構(JGN-X)

【後援】(五十音順・依頼中を含む)

  • アジア太平洋高度ネットワーク日本協議会(APAN-JP)
  • 国立情報学研究所(SINET)
  • 農林水産省研究ネットワーク(MAFFIN)
  • WIDEプロジェクト

  *5:ADVNET2015実行委員会は、以下のメンバーで構成されています。
    江口  尚 (農林水産研究情報総合センター)
    大槻 英樹 (国立研究開発法人 情報通信研究機構)
    岡村 耕二 (九州大学)
    曽根 秀昭 (東北大学)
    高野 了成 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所)
    福田 健介 (国立情報学研究所)
    吉田 健一 (筑波大学)


過去のADVNET

  • 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
    テストベッド研究開発推進センター テストベッド構築企画室

    〒100-0004 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル21F
    TEL:03-3272-3060   FAX:03-3272-3062   E-mail:jgncenter@jgn-x.jp
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